こんにちは。Remote Monitoring and Management (RMM:リモート監視・管理) というソフトウエアについて、聞いたことはありますか?
サービスプロバイダが利用するソフトウエア、というイメージが強いかもしれませんが、オフィスITの管理やITベンダとの窓口を任されている方にとって『心強いミカタ』といえるソフトウエアです。
本ブログでは、リモート監視・管理ソフトウエアの良いところを3つご紹介します!
(1) IT資産のオンラインモニタ
銀行口座の残高、プリペイドカードの利用料、携帯の利用データ量など、いろいろなことがオンラインで確認できるようになり、「最新の状態を今すぐ手元で見る」ことが普通になりました。言い換えると、そうではない状態に不便を感じるようになったのではないでしょうか?
社員が使っているエンドポイント (PC) はどうでしょう?
全社で何台のエンドポイントがある?
保守サービス期間はまだ大丈夫?
インストールされているアプリケーションは?
脆弱性対策用のパッチはあたっている?
Windowsのバージョンは何だっけ?
エクセルシートに全社員が利用するエンドポイントを記録し、逐一、ユーザに確認して最新の状態へと記載情報をアップデートするには、人手と時間がかかります。さらに、業務中の社員にも「ちょっとPCを見せて」「ここをクリックして、この情報を送って」と負担を強いることになります。
リモート監視・管理(RMM)ソフトウエアは、管理対象のエンドポイントにエージェントをインストールしておくことで、そのエージェントを介して常に最新のエンドポイント情報を取得し、管理者がいつでもオンデマンドで統合管理コンソールを通してそれらの情報にアクセスできるようにします!
(2) アプリインストールの即時対応
インターネットやスマホの普及で、たいていのことはオンラインで「すぐに対応できる」ようになりました。オンラインで利用できるサービスなどは、サインアップと同時に利用開始できるスピーディーさも特長です。
業務に必要なアプリケーションのインストールはどうでしょう?
アプリケーションの利用申請
アドミン権限のあるIT担当者へのインストール依頼
インストール作業の日程調整
ダウンロードとインストール作業
上記のステップを踏んでいると、3営業日、4営業日と時間ばかりが経ち、業務が滞ることになってしまいます。
リモート監視・管理(RMM)ソフトウエアは、特定のエンドポイントに対するアプリケーションのインストール・アンインストールを、統合管理コンソールからぽちぽちとリモートで実施できます。このとき、エンドポイントを利用しているユーザの作業を中断してもらう必要もありません。
(3) 全社一括OSパッチ
「Ctrl+A」で全て選択。文章やプレゼンテーションの編集時によく使うコマンドではないでしょうか? 社内のすべてのエンドポイント (PC) に、最新のOSパッチをあてないといけない。そんなときは社内のエンドポイントを「Ctrl+A」できたらいいのに・・と思いませんか?
リモート監視・管理(RMM)ソフトウエアでできます!対応する各エンドポイント種別毎 (Windows、Linux、Mac)に、RMMソフトウエアの管理コンソールから適用したいパッチのバージョンを指定し、全端末への一斉インストールをスケジュールすることができます。
RMMソフトウエアが、各エンドポイントの稼働状況から負荷の少ないタイミングで、順次パッチの適用を自動で実施するので、管理者は時間を置いて実施状況を確認するだけで1つ1つの適用を手動で行うよりも効率的に作業を進めることができます。
まとめ
本ブログでは、Remote Monitoring and Management (RMM:リモート監視・管理) ソフトウエアの良いところを、オフィスでIT管理を行う担当者の身近な・・現実的な例をあげてご紹介しました!
ご興味を持っていただけましたら、お気軽にご相談ください。
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