こんにちは、サイト管理者のまつみんです。
今年のコロナ渦に埋もれてしまった話題の中で、個人的に大きかったことはVMware vSphere 7.0がようやくGAになったことです。まだVMwareの資格保持者が日本でも数百人しかいなかった時代から触れている自分としては、6系が特殊だったので、7は出るのか?アップルみたいにいきなり世代飛ばして「Ten=X」とかになったらどうしよう?と勝手に想像していましたが、7として出ましたね。安心しました。
肝心のVMware vSphere 7.0 いろいろ新しくなっています。
たくさんあるので、今後の記事にブレイクダウンして紹介しようと思いますが、
個人的に印象に残ったのは、以下の機能です。
Tanzu (たんす。って呼ぶらしい)
簡単にいうと、vSphere上でK8s(Kubernetes)環境を展開・管理できるようになる。ということ。VMwareとしては大きな決断だとおもいました。ESXi上のVMインスタンスとの共存ができ、そこにコンテナ環境を展開・実行できる。普通じゃんって思いますよね。
でもこれって、インフラ担当とアプリ開発担当者との間で近頃よく起こっている問題(開発者はコンテナでよろしく開発・運用したいのに、インフラチームがコンテナ環境に対応できていない、正直実装方法がわからない)を解消できる可能性があるぞ。と思いました。
わたしの業務もサービスの基盤運用とアプリ開発はコンテナ環境が多いので、通常のゲストサーバーとコンテナ運用のメリットとデメリットについては両方やっているので、インフラとアプリ開発の部署で分断されている組織なら、お互いに辛いのわかるわー。っていう感じです。
本当かどうか触ってみてからですが、tanzuで展開されたコンテナのパフォーマンスは、ベアメタルよりも8%、LinuxKVM環境よりも30%高速だとVMwareの担当者がコメントしています。
vSphere7.0で特筆したいことはたくさんあるのですが、長文になるので個別の記事で紹介したいとおもいます。
それではまた。
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