こんにちは、サイト管理者のまつみんです。
我々のIT業界では普通であっても、お客様にとってはさっぱり意味がわからない事がたくさんあります。そのギャップを埋めるのが GeekTech特集です。今回はベアメタル(Bare Metal)を解説します。
ベアメタル(Bare Metal)について
ベアメタル= 「地金・露出した金属」というイメージが言葉からの印象として思いつきますが、IT業界では物理的な機械のこと(Virtual/仮想環境ではない)を意味します。ベアメタルを使ったサービスは会社それぞれで多少違いますが、Virtual/仮想環境ではないことだと思っていただければ間違いありません。
ベアメタルとクラウド
クラウドサービスを語る上で、ベアメタルは欠かせない用語になります。元々は専用サーバホスティング業界で広く使われていた(ベアメタル・ベアボーン)用語ですが、ここ最近のクラウド利用の拡大の影響で一般的に耳にするようになりました。特にIIJ Americaのような独立系クラウド事業者では、企業向けユーザーのニーズに対応するために専用サーバホスティングを長年提供してきましたが、その過程でベアメタルサービスのメニューがどんどん拡大しました。
なぜベアメタルがクラウド市場に存在するのか?
クラウドサービスが普及した世の中でなぜベアメタルのようなサービスが存在するのか不思議かもしれませんが、主な理由は以下のような背景があります。
企業の運用ポリシー(企業ポリシーで専用サーバーでなければいけない)
アプリケーションの要件(仮想環境ではパフォーマンスが満たせない)
ランニングコスト(仮想環境と比較してコストパフォーマンスが良いケースがある)
メーカー仕様(専用サーバー・物理アプライアンスしかサポートしていない)
Bare Metal + Applicationを選んで載せるクラウドサービス
IIJ America ではベアメタルとアプリケーションを組み合わせてクラウドで利用するサービスを提供しています。我々はOS/アプリが入っていないベアメタル環境をシャーシ(Chasis)と呼び、シャーシを選んでからOS/アプリを載せる。というシンプルな流れをメニューにして提供しています。しかもハードウエアの故障検出からパーツ交換まで月額費用に含まれています。さらにISP(Internet Service Provider / 回線事業者)ならではのメリットとして自社直営の10Gbpsのインターネットも標準提供です。
まとめ
IIJ America Incでは、お客様のシステム運用課題のお手伝いをいたします。クラウド導入・移行プロジェクトなどのご相談を承っております。無料相談のご予約は Sales@iij-america.com またはこちらのWebフォームまでお問い合わせください。
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