GeekTech特集 SSD or HDD?

最終更新: 8月16日


SSD or HDD ?

こんにちは、サイト管理者のまつみんです。


今回のGeekTech特集はサーバーやパソコンに搭載されているディスクです。


ディスクの役割


サーバーやパソコンに搭載されるディスクは、主に3つの役割を担っています。


OS (Operating System)を格納している

ユーザー固有のデータを格納(Read・Write)している

メモリーの一時的な記憶領域として利用されている


このようにディスクは非常に重要な役割を担っており、種類もいろいろあります。単純に500GBのディスクサイズのパソコンですと言っても、それらは異なる性能や特徴の可能性があります。それではディスクの種類について詳しく見ていきましょう。


① HDD (Hard Disk Drive) 長い歴史と実績の記憶デバイス


HDDの歴史は長く、とても広く普及している記憶デバイスです。以下の写真のようにプラッタと呼ばれる円形のディスクが回転し、そこに磁気ヘッド(レコード針のような機械)が10nmという非常に近い距離からデータのRead・Writeの処理を行うことでデータが記録されます。


メリット

低コスト

成熟した技術のため安定している

大容量のディスクが選択できる


デメリット

磁気ヘッドは振動に弱い

振動・ノイズなどが発生しやすい

消費電力が高く高熱になりやすい


回転数

5,400 rpm / 7200 rpm (SATA)

10,000 rpm / 15,000 rpm (SAS)


接続方式

SAS

SATA



回転数については、一般的に数字が大きい方が高速です。接続方式については、また別のブログで解説をしようと思いますが、一般的にはパソコン向けはSATA、サーバーは用途に合わせてSASおよびSATAのどちらかを選択します。



② SSD (Solid State Drive) 高性能・新しい規格の記憶デバイス


SSDはメモリーベースの新しいデバイス規格です。近年のスマートデバイスの登場により一気に普及した記憶デバイスです。弊社のクラウドサービスもすべてこのSSDを採用しておりますが、圧倒的な処理能力、耐衝撃性能とコンパクトさがセールスポイントです。以下の写真のようにメモリーのような電子回路を用いてデータのRead・Writeを行います。


メリット

処理が高速

振動に強い

低電力・省スペース


デメリット

コスト高



接続方式

SAS (主にサーバー向け)

SATA (主にパソコン向け)

PCIe (パソコン・サーバー向け)








HDD or SSD 選び方のポイント


パソコンであれば、予算が許す限りSSDをまず優先して検討しましょう。理由としては処理スピードはもとより、静粛性、振動に強い、低電力、省スペース設計だからです。一方でHDD搭載のパソコンは低価格で大容量という魅力があります。サーバーの場合はディスクと接続方式の関係で選択肢が多いのですが、用途で選びます。本番環境のサーバーの場合、PCIeまたはSAS接続のSSDをお勧めします。検証環境およびバックアップ用途であれば、SSD(SATA), HDD(SAS/SATA)を中心に検討しましょう。



まとめ


歴史の長いディスク市場ですが、最近のメモリーベースのSSDの登場により、半導体・メモリーメーカーが参入、結果として信頼性やコストも日進月歩で進化しています。数年前まで課題だった容量の問題(以前はSSDは容量が少なかった)も、最近はHDDに負けず劣らずの製品も登場しています。しかしながら、HDDも進化しており大容量・低コストの利点を売りに、これからもいろいろな環境で利用され続けるでしょう。


IIJ America Incでは、法人向けパソコン・サーバーの販売・運用サービスもおこなっております。機種選定・乗り換えなどでお困りの方は、お電話にて無料相談を承っております。詳しくはWebフォームでお問い合わせください。


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