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  • 執筆者の写真まつみん

【LA出張者・旅行者必見】LAXでライドシェア(Uber & Lyft)を利用する方法



こんにちは、IIJのLAオフィスでSales & Marketingをしているモロロです。今回はロサンゼルス国際空港(通称LAX)を利用する方へのお役立ち情報をお届けします。


超車社会アメリカとライドシェア(Uber & Lyft)


超車社会のアメリカで生活をされている方にとって、外にアルコールを飲みに行く時や空港に移動する時などに欠かせないサービスの一つとなっているのがUberやLyftなどのライドシェアサービスです。通常、タクシーよりも安価なことが多いですし、行き先の指定から支払いまで全てがスマホのアプリで完結するので、ドライバーと全く会話しなくても目的地まで行くことができます。現地の事情や英会話に不安のある出張者・旅行者にとっても非常に便利なサービスです。日本では出前サービスのUber Eatsが急速に普及したこともあり、Uberの知名度が高いですが、Lyftも同様のライドシェアサービスを提供しているUber最大のライバルです。アプリの利用感は非常に似ていますし、時間によってはLyftの方がUberよりも値段がお得なこともあるので、事前に両方のアプリをスマホにダウンロードし、それぞれクレジットカードを登録しておくことをおすすめします。


LAXでUber や Lyftを利用する場合は要注意


ロサンゼルスの空の玄関であるLAXは全米でも3位の利用者数を誇りますが、致命的な弱点があります。電車等の公共交通機関でダウンタウン及び周辺エリアにアクセスできないことと、それが引き起こす重い交通渋滞です。だからこそ、UberやLyftが重要な交通手段として出張者・旅行者に活用されてきたのですが、それがまた交通渋滞に拍車をかけてしまいました。通常、ライドシェアサービスはアプリで空港のターミナルを指定すれば自分の近くまでピックアップに来てくれることが多いですが、2019年よりLAXについては、渋滞緩和のための特殊な運用(LAX-it)が開始されました。この記事では、LAX-itの利用方法をご紹介します。


LAX-itを利用してUberとLyftでLA市内に移動する方法


通常、ライドシェアサービスは、「アプリで目的地を指定→自分のいる場所までドライバーがピックアップに来る→乗車する」というシンプルな3つのステップになりますが、LAXではその流れが異なります。主なステップは以下の通りです。

  1. 各ターミナルから専用の乗車ポイント(LAX-it)に移動する

  2. UberまたはLyftで行き先を指定する

  3. UberまたはLyftの乗車ポイントで自分の順番が来るのを待つ

  4. 自分の順番が来たらアプリに表示されている番号をドライバーに見せる

  5. ドライバーからOKが出たら、荷物を入れて乗車する

各ステップに関してもう少し詳しく解説します。


1. 各ターミナルから専用の乗車ポイント(LAX-it)に移動する


LAXでライドシェアを利用する場合は、専用の乗車ポイント(LAX-it)まで、自分で移動する必要があります。各ターミナルとLAX-itの位置関係は以下のようになっています。


日本から到着される場合は、左のBターミナル( トム・ブラッドレー国際線ターミナル)の場合が大半ですので、専用のシャトルバスの利用をおすすめします。シャトルバスの乗り場は、ターミナルの出口を出れば表示が見つかります。3分~5分間に1本の頻度で運行しています。各ターミナルを反時計回りで停車しながら進み、LAX-itに向かいます。


LAX-itのシャトルバスの外観はこんな感じです。(LAXの公式Twitterより)

アメリカ国内線利用でターミナル1~3に到着した場合は、歩くことも可能です。車の流れと逆側に向かって歩いてください。だいたい徒歩10分~20分くらいかかりますが、場合によっては歩いた方が早いと思います。


徒歩でLAX-itに行きたい人向けの解説動画も合わせてご覧ください。


2. UberまたはLyftで行き先を指定する


シャトルバスまたは徒歩でLAX-itに到着したら、UberまたはLyftのアプリで行き先を設定してください。通常、ピックアップ場所は自動でLAX-itに設定されます。


3. UberまたはLyftの乗車ポイントで自分の順番が来るのを待つ


UberとLyftそれぞれ乗車場所が異なるので、以下のイメージまたは現地の案内に従ってそれぞれ専用の乗車ポイントに向かってください。よくわからない場合は、スマホアプリの画面を係員に見せれば誘導してもらえます。


4. 自分の順番が来たらアプリに表示されている番号をドライバーに見せる


通常なら、ドライバーの名前と車種、ナンバーなどがアプリに表示されるのですが、LAX-itの場合は、その代わりにアプリに番号が表示されます。日本の駅で流しのタクシーに乗るイメージで自分の順番が来るのを待ち、自分の順番になったらドライバーにアプリの番号が表示されているスマホ画面を見せればOKです。


5. ドライバーからOKが出たら、荷物を入れて乗車する


行き先がドライバーにとって問題のない距離だった場合は、そのドライバーが目的地まで連れて行ってくれますので、荷物を入れて乗車し、LAの街に繰り出しましょう!



いかがでしたでしょうか?LAXでライドシェアを利用する場合は、他の空港に比べて少し余分に時間がかかるので、時間に余裕を持った予定を立てることをおすすめします。LAX-itのルールができた当初は混乱が起こり、かなり余分に時間がかかるとの評判でしたが、現在は仕組みが改善され、非常にスムーズにライドシェアを利用できるようになりました。ぜひこちらの記事を参考に、UberやLyftを活用してみてください!本当に便利です。



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